舞台は能登半島の中心に位置する石川県七尾市。不眠症に悩む高校1年生の中見丸太(なかみがんた)は、学校の使われていない天文台を見つける。しかし、そこには同じクラスの曲伊咲(まがりいさき)という先客が
舞台は能登半島の中心に位置する石川県七尾市。不眠症に悩む高校1年生の中見丸太(なかみがんた)は、学校の使われていない天文台を見つける。しかし、そこには同じクラスの曲伊咲(まがりいさき)という先客が
物語は「監察医朝顔」のラストの翌年春から幕を開け、朝顔が母の遺体を探しに1人で東北を訪れたことによって新たな物語が紡がれていく。彼女が東日本大震災と母の死に深く向き合うさまや、前作では描けなかった東日本大震災以外の大規模災害にも相対する姿が切り取られる。